ゴールデンレトリバーと生きる〜ゴールデンレトリバーの飼い方・育て方

ゴールデンレトリバーのしつけ

大型犬であるゴールデンレトリバーは、しっかりしつけておかないと、 他人に怪我をさせてしまったり思わぬ事故を招く恐れがあります。 幸なことに、ゴールデンレトリバーは非常にしつけがしやすいワンコです。 貴方のお家にワンコがやってきたときから、しつけはスタートです。 人間の社会で生活していくためのルールをしっかりと教えて、ワンコにとっても、人にとっても、 生活しやすいように心がけましょう。また、しつけはスキンシップとしても重要な役割を果たします。 ワンコは、ご主人の指示に従うことに喜びを見出すようになりますので、楽しく、根気良く気長に続けていきましょう。

・褒め方、叱り方

基本的には、褒めてしつけたほうが良いと思います。叱るときも、きつく叱る事はさけて、1つ叱ったら10褒めてあげるようにしましょう。いけないことをしたら、”ノー”とか”だめ!”といい、ちゃんとやめたら、たくさん褒めてあげることが大切です。褒めるときは、”よしよし”となでてあげたり、おやつをあげたりでいいとおもいます。

ご褒美におやつをあげることは賛否両論ですが、飼い主さんのお話を集中して聞くようになり、また飼い主さんの声にちゃんと反応するようになるので、いいとおもいます。実際、ドッグショーのときもハンドラーさんは、大抵スモークレバー等をワンコにあげてます。あまりあげすぎると、今度は、おやつがないと言うことを聞かない子になってしまうので、あげ過ぎには注意してください。

・名前を教える

お家に迎え入れたら名前を早くきめてあげてください。もう決まっている場合は、はやめに名前を覚えさせましょう。名前はとにかく、名前を呼んで話しかける事ですぐにおぼえます。2,3ヶ月すれば完璧に覚えるとおもいます。名前を覚えてくれたら、名前を呼ぶだけで近くによってきてくれたり、振り向いてくれたりと、注意を引くことができるので、そのごのトレーニングに重要です。

・トイレトレーニング

トイレトレーニングは気長にやりましょう。また、初めからすぐにトイレで排泄できるようになる子は、まずいません。ちゃんとできるようになるまで、1ヶ月〜くらいはかかるとおもいますので、気長にやるように心がけてください。また、粗相することは事前に覚悟しておいてください。

トイレには、多少おしっこのにおいをつけておくと、割とおしっこのにおいがついているところをトイレにきめて、排泄してくれることがあります。
 排泄する前触れとしては、床のにおいを嗅ぎまくっている・そわそわしている等の行為が事前にあると思います。この事前サインを飼い主さんが察知できるようになればゴールは近いとおもいます。

事前サインがでたら、必ず、トイレに連れて行くようにしましょう。トイレでちゃんと排泄できたら、たくさん褒めてあげます。すると自然にトイレでするようになります。粗相しても、きつくは叱らないでください。

・ハウス

ワンコにとって、ハウスが一番安心できるところだよという事を教えてあげてください。子犬のときに、眠そうなしぐさをしたら、ハウス(ベッド)に連れて行くようにしてください。そのときに”ハウス”と声をかけておけば、ゴールデンレトリバーは賢いので、すぐにハウスをおぼえることができます。私が飼った2頭は、二人とも、コレだけで、ハウスを覚えることができました。また、家の前でワンコとあそんでいても、ハウスと声をかければ、お家に入っていくので、とても楽ちんです。

・まて&よし

まてをさせる事によって、忍耐力を養うことができます。また危険回避にも重要ですので、是非覚えさせましょう。これは、ご飯をあげるときに、ご飯を目の前において、”まて”と声をかけましょう。最初は当然わからずに食べようとしますので、手のひらで通せんぼしておいてください。5秒〜10秒くらいまてたら”よし”と声をかけて、ご飯をあげるようにします。ワンコの様子を見ながら、少しずつ時間を延ばしたりと調整してみてください。散歩にいくときも、喜んで玄関にとんでいくようなときに”まて”の号令で、少し待たせてみてください。ちゃんとまったら、”よし”の号令とともに、たくさん褒めてあげると喜びます。

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