ゴールデンレトリバーと生きる〜ゴールデンレトリバーの飼い方・育て方

毛・耳・爪の手入れ

ゴールデンレトリバーはダブルコートといって、2種類の毛で覆われています。 1種類目はストレートで毛足の長い毛。もう1種類は、縮れて いる毛で、体温の放熱を防ぐ目的です。

もともと寒いところで生活していた犬なので、こういう構造になっているんだと思います。 この2種類の毛の縮れている毛はとにかく季節で 良く抜けてくれます。特に、春から夏にかけては暑さに耐えられるように、冬毛がどんどん抜けていきます。

この量はすさまじく、手でむしってもごわごわとぬいぐるみが作れそうなくらい抜けてくれます。
毎日のブラッシングを欠かすと、家の中は、それはもう、毛だらけ灰だらけで、 なおかつ毛が軽いので空気中に漂うことが多く口の中や目の中によく入ってくれます。

皮膚病予防にも効果があるし、ワンコとのスキンシップにも最適ですので、 是非念入りにブラッシングしてあげてください。
本犬も喜ぶとおもいますよ! 耳に関しても、ゴールデンレトリバー特有の外耳炎がありますので、 日ごろからお手入れしてあげてください。人間用の綿棒でOKです。
あまり無理に奥までやる必要はありません。
見える範囲でOKです。ゴールデンレトリバーの耳垢は焦げ茶〜黒色で、 ねっとりしています。これを丁寧に取り除いてあげてください。 こびりついてるものは、ベビーオイル等を綿棒につけて取ると取りやすいと思います。

爪のお手入れは、犬用爪きりを使います。よ〜〜〜〜〜く見ると、 犬の爪には血管はとおっているので、血管を切らないようにしてください。 黒い色している部分もあり、かなり見づらいと思います。

切りすぎると当然出血します。痛がります。その後は、爪きりを嫌がるようになります。 爪きりしたあとは、ヤスリでよく磨いでください。
コレをしないと、お手されたときに人間が怪我します。 成犬になれば、日ごろの散歩がアスファルトの上をたっぷり歩行するような場合ですと、 割と散歩の際に爪が磨耗して丸くなってくれるので、 そんなに爪を切る必要もなくなります。



肛門腺の手入れ

ゴールデンレトリバーのおしりには、人間には無い肛門腺というものがあります。 おしりの穴の付近にあり、ここからものすごい腐敗臭を発することがあります。 この臭い、たとえるなら生ごみの臭いが一番近いと思います。 ゴールデンレトリバーの多くは自分で排泄時に一緒に排泄してしまうのですが、 排泄できない子もいるようですので、飼い主さんが必ず注意してあげるようにしましょう。

絞り方は、少しコツがいりますが、ちょうど肛門の下の両脇(肛門を時計の中心と見て、ちょうど4時8時のあたり) あたりを人差し指と親指で強く押し込みます。 つぎに肛門へ搾り出すようにつまみながら上に押し上げると肛門から薄茶色っぽいひどい悪臭の汁がでてきます。

あとは丁寧に拭いておしり周りを洗ってあげてください。 毛の長いゴールデンレトリバーは、肛門腺を絞る際に非常に回りにつきやすく、 この汁がつくとにおいがなかなかとれません。 出来ればティッシュなどをあててやるといいと思います。

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